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窓に簾をつけてみた〜ちょっと和を取り入れた暮らし〜




文学部のOです。ご無沙汰しております。今日は最近の「ちょっとおすすめな暮らし」についてです。


私は能楽部に入って一年、「ちょっと和を取り入れた暮らし」を少しずつ整えていましたが、この前ついに、簾を導入してみました。




ホームセンターでそれ用に売っているものです。巻き上げ用リールというものも売っていたので買いました。いくつかのサイズと材質がありましたが、竹製はアシ製の二倍くらいの値段でした。160cmくらいのアシ製のものが600円くらいです。カーテンに比べると激安。


アシ製のものも端は竹でしっかりしているので、荷造り紐でカーテンレールに結んでしまいました。出来栄えは上々です。下までカバーできているわけではないので、冬には適しませんが、夏の日差しを和らげ、風を通してくれるので今の時期にはぴったり。冷房をつけ始めたら、内側のレースカーテンを閉めた方がいいかもしれませんが、どうやらアシの内側の空気が断熱効果を発揮し、簾はその意味でも、熱を遮蔽する効果があるようです。


こんなふうに、「ちょっと和を取り入れた暮らし」には、他に「桐のまな板」「畳生地のサンダル」があります。桐のまな板は、知恩寺の手づくり市で訳あり品(問題なし)が安く手に入り軽くて便利。畳生地のサンダルは、色々なメーカーが売っていますが、足に気持ちがよく、どんな洋服にも意外と合います。一番の利点は足袋のまま履けること(私は結構足袋とこのサンダルで大学に行ってました)。


なお、今回気になって調べてみたところ、吊す形である「簾」はもともと竹製のもので、アシ製は外に立て掛けて使う「葦簀(よしず)」が本来の形のようです。古典文学に登場する「御簾」は竹製なわけです。確かに一本一本が曲がっているアシ製だとちょっとナチュラル過ぎますよね。

今は簾というとアシや竹、萩が使われるようです。


簾は自然素材なので一、二年で取り替えが必要だそうですが、取り換えるからこそきれいに使える、そこらへんにある素材を使って繰り返し作っては使う、というのが日本の暮らしの様式ですよね。




こんなわけで、素敵なすだれとの生活が始まりました。何より雰囲気がいいです!いつか縁側のある家に住んで、庭を見ながら寝転んで本を読みたいな~。

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