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京都の行事・祭

工学部3回生のKです。

今回は在学中に是非行っていただきたい京都のお祭りをご紹介いたします。

私が入部したとき、お祭りに詳しい先輩が在籍されていて色々教えてもらったのですが、忘れてしまったので(おい!)、ふんわりした紹介になってしまうこと、お許しください。

5月 葵祭

 毎年5月15日に賀茂御祖神社(下鴨神社)と賀茂別雷神社(上賀茂神社)で行われる祭りです。平安時代の恰好をした人や華やかに飾られた牛車の行列が御所から神社に向かう様子を見ることができます。歴史ある祭で、源氏物語の有名な場面、葵上と六条御息所の車争いもこの葵祭でのことですね。⇒能「葵上」の題材となっています!!

時間が昼の前後のため授業のコマの入り方次第で見に行ける年とそうでない年があるはずなので、行けるときは是非行って平安の雰囲気を感じてみてください。


7月 祇園祭

 祇園祭は7月1日から31日まで一か月に至って開催される八坂神社の祭礼です。祇園祭といわれて皆さんが思い浮かべるのは「宵山」でしょう。宵山の日は烏丸通や四条通を中心に歩行者天国になり、露店が立ち並びます。第一の感想としては、めっっっっちゃ人が多いです笑 人が多くて山鉾や店の灯りがきらきらと揺らめいており非日常感にどっぷり浸れるのではないでしょうか。

祇園祭では各町が保存する、33基の山鉾(大きな神輿のようなもの)が見られますが、芦刈山や菊水鉾など能にゆかりのあるものも複数あります。私はまだ意識してじっくり見たことがないので、いつか…と思っています。


御手洗祭(足付け神事)

 下鴨神社の中にある御手洗川に膝まで足を浸して無病息災を祈ります。この時期にはもうすっかり暑いので、川に入ると水が冷たく心地よいです。風によって消えそうになるのをなんとか頑張って蝋燭を備えたりもします。御手洗川に入れるのは一年のうちこの期間だけです!


8月 五山送り火

 大学にほど近い大文字山。入学から3年、気が付けば、あれは手ごろに登られる山みたいな認識になってしまいましたが(ぜひ登ってみてください。というか入部してくれたらきっと機会があるはずなので一緒に登りましょう)、あの大の字が点火されている様子は全国的にも有名ですね。8月16日、故人の霊を見送るお盆の行事として東山如意ヶ岳の「大」の他にも市内の北や西の山々で「妙」「法」「船形」「鳥居形」「大(左大文字)」が点火されます。京大付近はもちろん人によっては下宿先からでも見られるので、帰省などされていなければ夏の風物詩を実際に見てみてください。

10月 時代祭

 平安神宮の祭り。中の人は行ったことがないのですが、宝生会の同期がアルバイトで何時代かの(忘れた)衣装を着て参加していました。8つの時代の人々に扮し、総勢約2000人の市民が街を練り歩くのだそうです。非常に華やかな様子が(インターネットの写真から)伺われます。見てみたいです。(雑ですみません…(-.-))

2月 節分祭

京都の他の場所でも節分に関する祭事は行われますが、ここでは京大本部構内の真横!吉田神社での行事をご紹介しましょう。(そもそも正門がある通りは吉田神社の参道ですね。)

2月2日に追儺式、つまり鬼を払う儀式が、3日に当日祭と火炉祭が行われます。豪華賞品が当たる籤引きつきの豆も買うことができます。日本全国の神々が祀られる境内も特別に公開される(無料)のでお勧めです。



一日も早くコロナが収まって、行事も通常通り行われる日が来ることを祈っております。

長くなりましたが今回がこのあたりで失礼します。

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