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京都で謡曲史跡めぐり






こんにちは。農学部三回生のジョッキーです。


日本は全国的に梅雨入りしてますが、昨日今日はお天気が良かったですね。そんな日は、自転車であてどもなく京都の街並みを走りたくなります。ちょっと行けば有名な寺社仏閣に出会えるのが京都の大きな魅力の一つでもあります。


さてその中には、お能の話の舞台となっていたり、モチーフとなっているものがたくさんあります。


今回は、京大から自転車でちゃちゃっといける程度の場所にある、お能に関係する史跡を4つ紹介していきたいと思います。京大から自転車で行ったときの所要時間もざっくりですが書いてあるので参考にしてみてください。



1.東北院 



京大から自転車で5分


吉田山の南側に建っています。二月くらいになると和泉式部が手植えしたといわれる「軒端の梅」が盛りになり、あたりが心地よい香りで満たされます。能『東北』の話にも和泉式部の霊と、軒端の梅が登場します。






2.相槌稲荷神社



京大から自転車で10分


神宮道からちょっと東、三条通りに面したところにあるちっちゃな神社です。能『小鍛冶』は、刀鍛冶の名手、三条小鍛冶宗近が名刀小狐丸を伏見稲荷の狐とともに打ちあげる話です。その宗近が常に信仰していた稲荷の祠堂がここにあります。






3.神泉苑



京大から自転車で20分


二条城の南側にある、きれいな池が有名な寺院です。醍醐天皇の宣旨に、ここにいたサギさえもが畏まって平伏したことから、サギに五位の爵位を与えられたという伝説をもとに能『鷺』がつくられました。






4.上賀茂神社



京大から自転車で30分


能『加茂』は、下鴨神社の祭神・御祖明神が舞をみせ、上賀茂神社の祭神・別雷の神が威光を示すスペクタルな話です。下鴨神社も上賀茂神社も自然豊かで静かなところです。




このほかにもお能にまつわる史跡は京都にたくさんあります。メジャーな寺社仏閣もめぐりもいいですが、謡曲史跡をめぐるのもなかなか乙ですね。


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