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初舞台の思い出

こんにちは。工学部三回のかんです!

最近は人と会えない寂しさから昔の写真を見返して思い出に浸るということをよくしています笑 そこで、今日は初舞台を振り返ってみようと思います。


私は中高と運動部だったため、大勢の前で、何かを一人で披露するということが初めての経験でした。プラスめちゃくちゃ緊張しいなので上がりに上がりまくっていたことを今でも覚えています笑 なので、少し記憶が怪しい所もあるかもしれませんが、楽しんで読んで頂けたらと思います。





一つ前のブログでも書いていたように、普段なら初舞台は5月末の関西宝連になります。入部して1ヶ月程で初舞台を踏むことになります。めちゃくちゃ早いですよね笑 それを聞いたときは、1ヶ月で人前に出せる仕舞や謡が出来る様になるのかなとすごく不安になりました。でも不思議なことに、人間やらなきゃいけないとなると何でも出来るようになるもので、本番までにはきちんと一通り覚えることができました!


そして迎えた初舞台当日。楽屋で紋付袴を先輩方に着付けてもらい、「かっこいい✨」と、テンションが上がってきました。しかし始曲の時間が迫るにつれ、緊張でそんな興奮もどこへやら…。


舞台は、「鶴亀」という曲の素謡(一曲を通して謡うことです)から始まったのですが、これは1、2回生合同だったので、先輩が後ろにいてくださり、声が聞こえてくるという安心感から、舞台に出てしまってからは緊張することなく稽古通り謡うことが出来ました。(といっても最初なので大きな声はそんなに出ていなかったのですが…笑)


その後、同期たちが仕舞をしているのを見て、すごいなぁかっこいいなぁと思いつつ、あぁもうすぐ出番がきてしまうという不安で、変な気持ちで舞台を見ていました。


そして自分の仕舞の番がきました。客席では多くの方が舞台を見ている一方、舞うのは自分一人、という環境にめちゃくちゃ緊張して、舞っている間は手の震えが止まりませんでした。扇がガタガタ震える、どうしよう、何とか止めたい、と焦っていたのをすごく覚えています笑 結局最後まで震えは止まらなかったのですが(多分)、何とか大小前(最初と最後の立ち位置みたいなものです)まで帰ってくることが出来、無事に出番を終えることが出来ました。


終わってからの安心感は半端じゃなかったのは今でもすごく覚えています。そして、その後は先輩方や他大の方達の発表をリラックスした状態で見れて楽しかった記憶があります。(今思うと紋付袴を脱いだことで、締め付けからの開放感があったというのもあるかもしれません笑)


まぁこんな感じで、ど緊張の初舞台だったのですが終わってみると楽しかったと言えるものになりました。きっとこの日味わった感情は一生覚えているだろうと思います。


この頃は、舞台に立つのも慣れだろうからそのうち緊張しなくなるんだろうなとか思っていました。ですが!今の所は緊張しない舞台というものがありません…誰か緊張を和らげる方法を知っていましたらぜひともコメント等で教えて下さい🙇‍♀️


ということで、今回はこの辺りで終わります。読んでくださりありがとうございました!

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